音楽その他についての雑記
Notas misceláneas sobre la música y otros
2024年4月19日金曜日
シューマンの《ピアノと管弦楽のための幻想曲》
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シューマンのピアノ協奏曲の第 1 楽章が元々は《ピアノと管弦楽のための幻想曲》として書かれたものだが、それを復元した楽譜が出ていること( Eulemburg 版、 1994 年刊)を恥ずかしながらつい最近まで知らなかった。この「幻想曲」と「協奏曲」に大きな違いがあるわけでは...
2024年4月11日木曜日
プロコフィエフの第8ソナタの楽譜
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全音楽譜出版社が継続的にプロコフィエフの楽譜を出し続けてくれていることは、彼の音楽の大ファンとしてまことにありがたいことだと思っており、今後も継続を強く期待している。 さて、このところ同社刊の第 8 、第 9 ソナタを納めた巻で前者のソナタを見ている。編者(佐々木彌榮...
2024年4月3日水曜日
西洋音楽の日本語的演奏について ――あるいはクレオール語としての日本的西洋音楽――
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ここ数年考え続けていたことについて、「研究ノート」としてまとめてみた(次のリンク先からダウンロードできるので、ごらんいただきたい: https://www.jstage.jst.go.jp/article/daion/62/0/62_58/_article/-char/ja )。
2024年3月25日月曜日
第251回クラシックファンのためのコンサート:中野慶理ピアノ・リサイタル
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「クラシックファンのためのコンサート」というNPO法人がある( https://classicfan.jp/?page_id=37 )。そこが主催する演奏会シリーズの通算第 251 回目に中野慶理先生が出演されるので聴いてきた( 3 月 21 日、於:大阪倶楽部会館 4 Fホ...
2024年3月16日土曜日
日々のつれづれ
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このところ「ピアニスト・ラフマニノフ」の録音を改めて聴き直している。言うまでもなく作曲家として偉大な彼だが、ピアニストとしても 20 世紀屈指の存在だ。その凄さは「作品の解釈者」としてのものというよりも、「創造的なパフォーマー」としてのものであり、こうしたものに馴染んでしま...
2024年3月9日土曜日
小菅 優 いずみ室内楽シリーズ Vol.1 祈り
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昨夜は大阪のいずみホールで「小菅 優 いずみ室内楽シリーズ Vol.1 祈り」を聴いてきた。近年すっかり演奏会から足が遠のいている私でも「これは聴きに行かねば!」と思わされるプログラムだったからである。その期待を裏切らないまことに充実した演奏会だった。 この演奏会...
2024年3月1日金曜日
中野慶理先生の退任記念演奏会
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今日は中野慶理先生の退任記念演奏会を同志社女子大学で聴いてきた。言うまでもなく、すばらしかった。演目は次の通り: ショパン:ポロネーズ=幻想曲 作品 61 スクリャービン:エチュード 作品 2 の 1 、 42 の 5 、 8 の 12 、ソナタ第 2 ...
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