2026年7月9日木曜日

メモ(158)

  もしもソヴィエト連邦が成立していなかったら、ショスタコーヴィチはどんな作曲家になっていただろうか? あのままモダニズム路線と突き進むことになっただろうか。それとも、ソ連政権下にあった場合とは別の大きな転換を成し遂げただろうか。さまざまなその後の展開の可能性を潜在的に持っている彼の初期交響曲を聴いていると、ふと戯れにそんなことを考えてしまう。まあ、そのような音楽の楽しみ方があってもよかろう。

 

 ユルゲン・ハーバーマスが今年3月に亡くなっていたことを(いつものように)遅ればせながら知った。春先に書店で『ハーバーマス回想録』(岩波書店、2026年:https://www.iwanami.co.jp/book/b10159271.html) を見かけ、「これは読まねば!」と思った(が、優先順位の都合上、まだ実現していない)のだが、その時点ですでに泉下の人となっていたわけだ。