2020年1月26日日曜日

早くも

 2020年に入り、早くも1月が終わろうとしている。いやはや……。

 仕事でばたばたしている合間に、昨年末にここで紹介した「純セレブ騎士団 安冨歩・片岡祐介の名曲解読シリーズ No.8 メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲」を聴きに宝塚まで出かけてきた。期待以上に面白かった。それこそ耳にタコができるほどに聴いてきた「名曲」がまことに新鮮に聞こえるのには驚愕。安冨歩さんの全く独自の(しかし、なかなか説得力のある)解釈、ヴァイオリンの杉本真弓さん、ピアノの片岡祐介さんの素敵な演奏の賜物である(協奏曲を管弦楽伴奏ではなくピアノ伴奏で間近で聴くというのはなかなかない機会だが、また違った魅力とスリルがそこにはあった。「ピアノ伴奏の協奏曲」は普通の演奏会でももっとなされてよいことだと思う)。

 来月に聴きに行くことになっている演奏会の1つが「會田瑞樹 ヴィブラフォン ソロリサイタル in OSAKA」(https://phoenixhall.jp/performance/2020/02/15/10105/)。
この人のことは全く知らなかったが、これは面白そうだ(と、私の内なる直感が告げている)。いろいろな新しい作品が取り上げられるようなので、1曲でも心に響くものがあれば「儲けもの」である。というわけで、「現代音楽」ファンに限らず、ありきたりの演奏会に飽きていて刺激を求める方にはお勧めしたい。良くも悪くも何かしら発見があるのではないだろうか。