2019年も今日で終わり。今年もいろいろなことがあった。やりたこと、やらねばならないことがうまくできなかった年だったが、来年はもっともっとよい年にしたい(ホームページの作成も![追記:これはまだ実現していないが、いつか……])。人生の砂時計は確実に時を刻み続けているのだから、立ち止まっている暇はない。幸い、これからの目標が明確になったので、とにかくそれに励むことにしよう。
来年は「ベートーヴェン・イヤー」ということになっている。それはそれでけっこうだが、もし、音楽会の企画がベートーヴェン優勢になりすぎるとすれば、クラシック音楽界の未来は限りなく暗いと言ってよい。他にも優れた作曲家は何人もおり、作品もいろいろあるのだから。さて、果たしてどうなることやら。
[追記:後日書いた次の投稿をも参照のこと:https://kenmusica.blogspot.com/2023/05/2019.html]
過日、大学の図書館でノエル・ギャロン(1891-1966)のピアノ曲をいくつか借りてきた。眺めてみると、どれもよい作品である。ギャロンは作曲家としてよりもソルフェージュ、和声や対位法等の教師として高名だった人だが、作品を見る限りでは作曲家としてもなかなかの存在だと思う。