今日大学に行く途中で寄った本屋で、中山元訳のカント『判断力批判』が出ているのを見つけた(https://www.kotensinyaku.jp/books/book383/)。「ついで出たか!」と思い、手にとってぱらぱらとめくってみる。以前購った(かなり高価だった!)もののあまりにけったいな日本語に呆れて処分した某氏の訳書よりは格段に読みやすそうだった。さて、実際にはどうだろうか(現時点で1つだけ気になったのが、'schöne Kunst'という語を「美しい芸術」と訳していたことだ。これでは「馬から落馬する」のと同様な言い方に感じられる)。そのうち読んでみたい。
子供に「変奏曲」というものを説明するのにこの譬えは……(次の動画の4’57”あたりから):https://www.youtube.com/watch?v=Uw-ZnLS-XNg)。面白いのは確かだが、かなりブラックだなあ。これを観た子供の感想を聞いてみたいものだ。なお、その後で青島氏が弾くピアノはまさに「作曲家のピアノ」であり、聴いていて楽しい。