2023年11月13日月曜日

メモ(104)

  ミラン・クンデラは「ストラヴィンスキーに捧げる即興」(『裏切られた遺言』(西永良成・訳、集英社、1994年)所収)の中でアドルノの『新音楽の哲学』におけるストラヴィンスキー批判を批判している。昔々に読んだときにはそれほど気にならなかったが、今の私にはクンデラの言葉は腑に落ちる。