2026年3月1日日曜日

ケクランの『和声概論』の第3巻がIMSLPに

  今日、IMSLPでケクランのページを見てみると、『和声概論』の第3巻、すなわち、課題の解答編が上げられていた(https://imslp.org/wiki/Trait%C3%A9_de_l'harmonie_(Koechlin%2C_Charles))。

これは第12巻にすでに目を通している人にとっては待望のものであろう。

 ついでにあれこれ他を見ていたら、アンドレ・ジェダルジュの『フーガ概論』の邦訳があって驚いた(https://imslp.org/wiki/Trait%C3%A9_de_la_fugue_(G%C3%A9dalge%2C_Andr%C3%A9))。

名著の誉れ高いこの「分厚い」本を日本語で読めるのはありがたいことである。この翻訳を仕上げた篤志家の偉業を心から讃えたい。

 そういえば、ケクランもフーガ教本を書いており、それも「学習フーガ」に関するものだ。これはまだIMSLPにはあげられていないが、いずれ誰かがあげることだろう。私は同書を勤務先の図書館で借りて眺めてみたことがあるが、これもなかなか充実した教本である。

 

 ふと思い立って、Dorico でJ. S. バッハの〈6声のリチェルカーレ〉を「写経」し始めた。声部毎に色を変えてみれば随分読みやすくなるだろうと思ってのことだ。以下にあげるのは声部が6つ出そろったところを含むページである(なお、原譜では2小節一組に記譜されているが、Doricoではどうすればよいかがわからなかったので、この写経ではそうはしていない。また、黄色はタイで繋がれた音で、これはすべての声部に共通。また、大譜表の上段は右手、下段は左手で弾けるようにしてある):