自宅での午後の「コーヒー・タイム」には何かしらCDをかけることしている。ジャンルは問わない。クラシックのこともあればポピュラーのこともある。そして、それらにじっと聴き入ることもあれば、純然たるBGMとなる場合もある。
今日はヨハン・シュトラウス2世その他の「ヴィーンもの」を収めた、ヴィリー・ボスコフスキー率いる楽団のCDを楽しんだ。概ねBGMとしてである。そして、今更ながらに気づいたのだが、シュトラウスの音楽はBGMとしてまことにすばらしい(なお、これは彼の「作品」が傾聴に値しないということを意味するのではない)。これは決して貶してそう言っているのではない。彼の音楽は会話を妨げないし、その途中で不意に耳を傾けてもいつでも耳を楽しませてくれるのだから。いや、実に見事な職人芸である。一流の職人は二流以下の芸術家に勝る。