2026年4月26日日曜日

村井康司『世界史はジャズで踊る』に心躍る

  最近とても面白く読んだのが村井康司『世界史はジャズで踊る』(文春新書、2026年)である(https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166615278)。同書では「ジャズ」もさることながら、それに何らかのかたちで関わる他ジャンルのポピュラー音楽や民族音楽にもかなりの紙幅が割かれており、さまざまな音楽ジャンルの交流がまことに生き生きと描き出されている。いや、実に面白い。近年自分が興味を持っている「西洋芸術音楽の日本化」の問題を考える上でも同書は示唆に富む。

 同じ著者の『あなたの聴き方を変えるジャズ史』(シンコーミュージック・エンタテイメント、2017年 も読み始めたが、こちらもやはり面白い。読んでいると、そこで紹介されている音楽をあれこれ聴きたくなるが、時は有限なので「あれもこれも」というわけにはいかない’(残念!)。自身の直感で取捨選択するしかあるまい。まあ、それが「ご縁」というものだろうか。