2020年11月3日火曜日

「現代音楽」の作品名に見られる「時間」と「空間」という語

現代音楽の作品名で「時間(時)」や「空間」という語を含むものがどれだけあるかを調べたら面白かろう。たぶん、「現代音楽」全盛期、つまり、第二次大戦後から30年ほどの間に集中しているのではないだろうか(その前後にもあるにしても)。伝統的な音楽とは違う何かを示すのに「時間」や「空間」というのはまことにわかりやすい語だったろう(なお、少なからぬ「現代音楽」作品は「曲名」「作品自体」「作品の解説」が三位一体となっているので、この意味で作曲家自身の手になる「解説」の中にも「時間」と「空間」という語を探してみる必要がある)。

それ以外にも作品名で用いられている時代の雰囲気を表す「キャッチーな」語があるはずだが、そうしたものと作品自体が示す様式との関連、そして、変遷を調べるとさらに面白かろう。では、今現在、「現代音楽」作品でそうした「語」は何なのだろう? 

2020年11月2日月曜日

「室内楽サークル」の勧め

 アマチュアの管弦楽や吹奏楽、合唱というのはよくあるし、「ピアノ・サークル」のようなものもそれなりに人気があるようだ。では、室内楽は? 音楽の演奏で一番楽しくかつ面白いのは小人数の合奏(重唱)ではないかと私は個人的に感じているが、こうしたものはたぶん、やりたい人がごく私的な場でやっており、その存在が普通の人の目につきにくいのだろう。だが、そうした音楽をやりたいと思いながらも場を見つけられない人も少なからずいるのではないだろうか。

そこで、「ピアノ・サークル」ならぬ「室内楽(歌も含む)サークル」というのを立ち上げて、参加者同士でいろいろな編成の曲を楽しめるようにすればよいのではないか、とふと思った(これはいずれ――いつになるかはわからないが――実現したいものだ)。そして、そうしたものが各地にできて、お互いに交流できればさぞかし楽しかろう。 

 

2020年11月1日日曜日

メモ(21)

  音楽作品の分析を「その音楽が実際にどのように聞こえるか」ということを中心に行ったら面白かろう(とりわけ、20世紀以降の作品では)。たとえば、アントン・ヴェーバーンの曲などでは、音列などはあまり気にせず、とにかく耳でとらえることのできる「音の出来事」とそれが織りなすドラマを描き出し、分析・評価する、というふうに。もちろん、楽譜は必要だが、あくまでも「耳」にとってのガイドという位置づけにとどめ、「聞こえるもの」を重視するのだ。すると、何が見えて(聞こえて)くるだろうか?