佐藤允彦 & サウンド・ブレイカーズの『Amalgamation 恍惚の昭和元禄』(1971)をYoutubeで聴いた(https://www.youtube.com/watch?v=dPCK4d1dmdg)。アルバム名にあるように、そこではまさにいろいろなものが「融合」しているのだが、その「ごった煮」ぶりが実に面白く、しばしば「恍惚」感を味わわされる。とともに、このようなことが「さまになった」時代に(昔の「現代音楽」全盛期に対するのと同様な)羨望の念を覚えてしまう(このアルバムを含む「東芝音楽工業 エキスプレス・ジャズ・シリーズ」のラインナップを見ると、まあ、何ともゴージャズである:http://smjx1969.starfree.jp/toshibarecord.htm)。