昨日は「祝祭の夜 サティとフランス六人組」という演奏会を聴いてきた:https://phoenixhall.jp/performance/2022/12/15/18349/。とにかく楽しかった。企画、選曲、演奏、そして「演出」が見事に1つの場をつくりあげており、「ああ、本当によいものを聴かせて(観せて)もらったなあ」と思う。というわけで、関係者の方々に深く感謝!
ところで、これは仏語の歌曲を中心にした演奏会だったが、日本語の歌曲でそうしたものが聴ければうれしい。が、残念ながらなかなかその機会には恵まれない。それは1つには私が出不精なこともあるが、もう1つには、そもそもそうした演奏会が少ないということもある。これまでにかなりの作品の蓄積があるのに、それを活かさないのは、演奏家にとっても聴き手にとってももったいないことであろう。