しつこいようだが、今日も《銀河鉄道999》のことを。この曲が生まれたのは1979年とのことだから、何と44年も前の話である(当時、私は中学1年生)。当時もよい曲だと思ったが、いろいろな経験を積んだ今の方が格段に面白く聞こえるし、胸にしみる。音楽のつくり(節付け、アレンジ、転調等々)も、歌詞も。
この名曲にこうした誕生物語があるとは知らなかった:https://www.youtube.com/watch?v=fwhcfr76AI4。まことに興味深い。
私は今も昔も映画を映画館で観ることはほとんどない(いろいろと観たいものもあったのだが、ぐずぐずしているうちに上映期間が終了していることがほとんどだった)のだが、『銀河鉄道999』は珍しくも劇場に出かけている。件の曲がかかるラスト・シーンでの感動は忘れがたい――などと書いていたら、久しぶりにこの映画を観たくなった。
私は基本的には音楽には気分を上向きにしてくれるものを求めるが、次のようなものにも耳を傾けずにはいられない:https://www.youtube.com/watch?v=4lqKh8_OeLA。B. A. ツィマーマン(1918-70)の問題作であり、今でもいろいろなことを感じ、考えさせてくれる(総譜がレンタルのみで、販売されていないのが残念)。