2026年8月30日日曜日

コンタルスキー兄弟の懐かしのディスク

  ドイツ・グラモフォンから出ているコンタルスキー兄弟のCDボックスはまことに聴き応えのあるもので、全18枚のどれもが貴重な記録である。その中で私がとりわけ好むものが何枚かあり、その1つがリゲティとB. A. ツィマーマンの作品を収めたものだ(次にあげるのはその一部):

https://www.youtube.com/watch?v=zYVCpHHxBlk&list=RDzYVCpHHxBlk&start_radio=1

 

私がこのディスクに初めて出会ったのは中学生の頃で、当時はもちろんLPだった。当時よく利用していた金沢市立図書館にはレコードを聴けるコーナーがあり、そこになぜかこのような一般受けしない現代音楽のLPが収められていたのである。その頃はまだリゲティとツィマーマンのことなどほとんど知らず、ジャケットがちょっと面白かったので聴いてみたのである。そのときには正直なところあまりぴんとこず、「ああ、こんな音楽もあるんだなあ」くらいのことしか思わなかった。

とはいえ、その後、「現代音楽」に本格的に熱中し、わけてもツィマーマンの音楽は熱愛するに到ったし、リゲティの音楽も好きになった。そして、今、件の録音を(CDで)聴き直してみても、実に楽しい。のみならず、今から40年以上前のことを思いだしもする。それだけ自分が歳を取ったということであろうか。その間に音楽の世界は随分様変わりしてしまったことだなあ。

 

 世の中がこれだけ変わっていっているのに、旧態依然のところもある。そこに風穴を開けようと孤軍奮闘していた政治家の1人が東京都議のさとうさおり氏だが、やむを得ない事情があるらしく、辞職することになってしまった。本当に残念。だが、短い間だとはいえ、よくもあそこまで議会で問題を追及したものだ。それを讃えるとともに、別のかたちでの再起を期待したい。