今頃気づいたのだが、今年はサンドロ・フーガ(Sandro Fuga, 1906-94)の没後30年だった。彼の音楽は流行廃りとは無縁である。これからも爆発的に人気が出ることはないだろうが、それを愛する人は少数であっても絶えることはなかろう。私もまた、フーガの音楽を「愛する人」の1人である(ヴァイオリン・ソナタ第1番(1938-39):https://www.youtube.com/watch?v=oTKsyE9nALk)
おっと、忘れてはいけない人がもう1人。松本民之助(1914-2004)の没後20年でもあった。この人の音楽はいずれ再評価されるときがやってくると私は確信している。