2023年5月7日日曜日

寺山修司の没後40年

  数日前の5月4日は寺山修司の40回目の命日だとか(妻から教えてもらった)。私が寺山ファンになったのは今世紀になってからなので、生前の活動をリアルタイムで追う楽しみを味わうことができなかったのは残念至極。が、遺された数々の珠玉の作品をこれからも楽しみたい。

 寺山の詩「悲しくなったときは」にはいずれ自分で曲をつけてみたいとずっと思っている。実のところすでに中田喜直がこの詩で素敵な歌曲を書いているのだが、幸い(!?)自分のイメージとはかなり異なるものなので、この願望を捨てる必要はなさそうだ。もちろん、そうした作曲はたんなる自己満足のため以外のものではありえないが、それでもよいではないか。

 

 来年、北陸新幹線が金沢から敦賀まで延びるとか。すると、これまでのように特急1本では金沢へは行けなくなる。かくして私にとって郷里はいっそう遠くなるわけだ。