選択の基準は「何よりも自分が聴きたいと思うもの」である。が、かといってあまりマニアックなものにはしたくない。普通に実現可能で、ある程度の数の聴き手にも楽しめる演奏会を「空想」するつもりだ。
実のところ「本」云々も空想で、何が何でも実際に本のかたちにしなければならないとまでは思っていない。(今年こそは開設するつもりの)自分のホームページで気ままに書き続けてもよいわけだ。が、その場合でもだらだらと書き続けるつもりはなく、「1冊」分で切り上げることにしたい。その方が「空想」に力が入るからだ。
「空想の音楽会」は誰でも自由に考えることができる。というわけで、これは他の方にもお勧めしたい。企画を考えるだけではなく、既存の音源を使って自分だけの音楽会を開くこともできる。インターネットを使えば、そこに親しい人を招くこともできよう。例のウィルス禍で外出もままならぬ現在、これはなかなか楽しい時間の過ごし方となるのではないだろうか。