2026年1月25日日曜日

ルベルト・ジェラルトの生誕130年

  昨晩、久しぶりにルベルト・ジェラルト(1896-1970)の第2交響曲(1957-59)を聴き直したが、面白い曲だと改めて感じた(https://www.youtube.com/results?search_query=roberto+gerhard+symphony+2)。それは一方では同時代の若者の作品に観られる「音響」志向を示しつつも、他方では師のシェーンベルクのように「土台としての古典」を決して軽んじていない。それゆえ、そこには両者のせめぎあいがもたらす(よく言えば)緊張や(悪く言えば)綻びが生じるわけだが、ジェラルトはそこが不満だったのだろうか、のちにこの曲の改作を試みっている(が、未完に終わった)。私はむしろその緊張こそがこの交響曲の面白さだと思うのだが、どうだろうか。

 ところで、このジェラルトは今年生誕130年だ。だからといって、そのために彼の作品がいっそう積極的に取り上げられることはないだろうが、私は勝手に「ジェラルト生誕130年」を祝いつつ、彼の音楽にもっと親しむことにしたい。

 

 今日で愛犬シャーロットが我が家にきてちょうど9年が経った。その間に実にいろいろなことがあったが、その存在にどれほど心癒やされ、救われたことか。というわけで、この愛犬に心からの感謝を。