2026年1月22日木曜日

「摂州合邦辻」

  今年初の音楽関連のお出かけはクラシック音楽ではなく文楽だった。今日、国立文楽劇場で第1部(https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2025/2026bunraku01/)を妻とともに観て(聴いて)きたが、すばらしかった。

 元々は第2部に行きたかったのにうまく席が取れずに第1部にしたのだが、これが「大当たり」。というのも、「摂州合邦辻」が何とも面白い演目だったからだ。その筋書きは些か荒唐無稽であるにもかかわらず、(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%91%82%E5%B7%9E%E5%90%88%E9%82%A6%E8%BE%BB)劇として不思議な魅力があるのに加えて、今日の演者の技芸がまことに見事だったのである。とりわけ、「切」での豊竹若太夫と鶴澤清介のコンビには圧倒される。「前」での豊竹呂勢太夫と鶴澤清治のコンビもよかった。

ちなみに、この2組が登場したとき、後ろの席から「待ってました!」「呂勢太夫、清治」「若太夫、清介」と、そして、最後には「大当たり!」と掛け声があった。文楽に古くから親しんでいる見巧者の方のものなのだろう。ともあれ、それを耳にし、私も気分が盛り上がった。いやあ、文楽って本当にいいもんですね。