Notas misceláneas sobre la música y otros
遠山一行はA. B. ミケランジェリ(1920-95)が奏でる音楽を「オブジェ」と評した(これは鋭い指摘だと思う)が、昨今の演奏はどうもその度合いがさらに進んでいるように感じられる。それこそ、ミケランジェリの演奏が十分「血の通ったもの」に聞こえるほどに。だが、必ずしもそうした傾向一色に染まっているわけではないのは幸いと言うべきだろう。