拙訳(共訳)のチャールズ・ローゼン『古典派音楽の様式』(音楽之友社)の見本ができあがり、本日、手元に届いた。さんざん苦労しただけにやはり感慨深いものがある。後10日ほどで書店に並ぶはずなので、こうした音楽に興味をお持ちの方は是非とも直接書店に手にとってご覧いただきたい。
翻訳というのは面白いものだが、まあ、当分はお休みということにして、とにかく自分の本を仕上げたい。『音楽の語り方』は構想を練り直しているところだが、ここ一月ほどの間に随分当初のものと変わってしまった。そして、今考えているものの方がずっとよい(と、自分では思っている)。それは私なりの音楽実践を示すものとなろう。ともあれ、熱が冷めないうちに書き上げねば(そして、完成してから出版社を探すことにしよう)。