2024年9月17日火曜日

メモ(119)

  20世紀の70年代くらいまではさまざまな分野で「前衛」というものがそれなりの意味を持ち得た。前衛に属する者たちの行いに共感できなくとも、その存在を認める人たちは少なくなかったはずだ。が、それ以降の時代はおそらくそうではない。

すると、かつての「前衛」の延長線上で現在仕事をしている芸術家のことはどう考えればよいのだろう? 「擬前衛」?