ミュジーク・コンクレート、ジョン・ケージの実践や環境音楽などが(大多数の人々からというわけではないにしても)認知されている現在、何らかのあらゆる「音」は音楽たり得る。それに直接その都度関わる者が「音楽」だと認めさえすれば。
とはいえ、母語のように意味のわかる音の連なりからなる音楽と全く未知の外国語のような純然たる「音」の集まりからなる音楽を同じ1つの部類に属するものだと言うわけにはいくまい。両者の間には認識、認知の面で大きな隔たりがあるのだから。
というわけで、改めて問いたい。音楽とは何か?
今日はウィリアム・オルブライトとウィリアム・ボルコムの演奏によるラグタイムのアルバム、Sweet Sixteenths: A Ragtime Concert(Musicmasters, 1990)を聴いていた。曲もよければ演奏もよいというわけで、大満足。
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