2021年7月23日金曜日

メモ(67)

  ストラヴィンスキーの「三大バレエ」を愛する人が新古典主義期の(「中だるみ」などと評されることもある!)《ダンバートン・オークス協奏曲》を楽しめるとは限るまい。が、この曲を好まない人がそこに何か面白さを見いだせるようになったとき、たぶん、「三大バレエ」の聴き方も変わっており、もっと多くの楽しみを見いだせるようになっているはずだ。

 

 「攻撃は最大の防御」とはいわれるが、言論の場では「防御は最大の攻撃」ということも言えるようだ。