娘の勧めでアドラー心理学関連の本を3冊読んでみたが、説かれていることにはいちいち納得がいく(それはドラッカーや安冨歩さんが説くところの『論語』の教え、あるいは金澤攝さんが折に触れ私に言ってくれることともかなりの部分が重なっており、結局、突き詰めると皆、似たようなシンプルな原則に行き着くということか……)。とともに、改めて思ったのが、人はほとんどの場合、自縄自縛に陥っているのであって、他人のことをどうこう言う前にまずは自分自身をなんとかするのが先だ、ということである。ともあれ、心穏やかに楽しく暮らし、他人にもそのように接して、自分にできることで微力ながらも何かしら周りに貢献したいものだ。