2024年8月16日金曜日

お盆に郷里へ

  昨日はお盆に兄弟4人とその家族が集まるということで、郷里の金沢へ。

 昨年までは京都から特急1本で行けたのに、この春から敦賀でわざわざ新幹線に乗り換えねばならなくなった。まことに面倒くさい。料金も上がったし、車窓から見える景色も悪くなった。乗車時間はいくらか短くなったが、旅の気分が大いに削がれる(思えば、若い頃には鉄道の「鈍行」を乗り継いであちこちに出かけたが、そんな楽しみはもはや味わうべくもない)。私はどうも新幹線が好きになれない(新幹線網の拡張の裏には在来線の切り捨てがあり、それがこの国のさまざまな部門での「切り捨て」と軌を一にするものであるように思われるだけに、なおのこと)。

 まあ、それはそれとして、金沢での一夜は楽しかった(兄弟とその家族たち、とりわけ、主催者の兄夫婦に感謝)。弟や妹の子どもたち、つまり、「これから」の人たちの話を聞くのが、とりわけ楽しい。彼らなりにいろいろなことを考え、悩み、将来を思い描いているのだが、今後に幸あれと思わずにはいられない。

 

 少し前に話題にした森本恭正氏だが、すっかり「メル友」になってしまった。そのやりとりには教わることが多く、実に面白い。ただ、まことにホットで、けっこう際どい内容が含まれているので、そのままのかたちでは公開できない。それよりも、いずれ森本さんが新著を書いてくれるよう、火に油を注ぐ、もとい、慫慂することにしよう。