今年はアルバン・ベルクの名作《ヴォツェック》の初演100周年だとか(そういえば、作曲者ベルクの生誕140年でもある)。20世紀に書かれたオペラの中でレパートリーに定着した、そして、これからも生き残る数少ない作品の1つであろう。オペラが苦手な私でも、さすがにこれは1回くらい実演で観てみたいと思っている。ただし、そのためにわざわざ東京方面に出かけるのは嫌なので(そんなお金があれば、その分、近場の文楽を観に行きたい)、この願望は果たして実現するであろうか?
ラジオをつけるとヴィヴァルディの《四季》をやっていた。好奇心で少しだけ聴いてみたが、予想をよい意味で裏切ってくれるものがなさそうだったのでスウィッチを切ってしまう。もちろん名曲であることは重々承知しているし、演奏も決して悪くはなかったのだが……。