2025年1月29日水曜日

加古隆

  一作年の2023年は作曲家・ピアニストの加古隆がフランスでデビューしてから50年にあたる年だという(そのことを次のアルバムの「商品情報」で知った:https://store.shopping.yahoo.co.jp/surprise-flower/avcl-84142.html?sc_i=shopping-pc-web-top--rcmd_trc-rcmd)。加古は19471月末の生まれだというから、もうじき78歳になる。独自の音楽の世界を切り開き、聴き手の支持も受けてきたすばらしいミュージシャンである。

が、ふと気になってAmazonで調べてみると、加古の楽譜はあれこれ出ているものの、彼が書いた本や彼について書かれた本は1冊もないではないか。これは実にもったいない。この人ほどの音楽家の活動を、まだ本人が存命でいろいろ話が聞けるうちに記録に留めたり、考察したりするような本はあってしかるべきだろう(私には坂本龍一よりも加古の音楽の方が格段に好ましい)。誰かそのあたりに詳しい人が書いてくれないものか。