2025年1月5日日曜日

「楽譜の読み違い」の構造?

  くどいようだが、昨日の話題の続きを。

 件の楽譜の読み間違えのようなことは、他の場面でもいろいろと生じているに違いない。そして、それはたんに「不注意」とか「怠慢」とかで片付けられるものではなかろう。少なからぬ人が共通して間違えるからには、そこには何かしら理由や原因があるはずだ。そこで、そうした例を収集して「なぜ間違えたのか」を検討してみれば、私たちの楽譜の読み方、ひいては音楽の認知の仕方について有益な発見があるのではなかろうか。