ここ数日、なぜか「気分はラグタイム」である。そこで、お気に入りの曲をあれこれ聴き、弾いて楽しんでいる。スコット・ジョプリンなどの「クラシック」の味わいも捨てがたいが、「2人のビル」、すなわち、ウィリアム・ボルコム(1938-)とウィリアム・オルブライト(1944-98)らのモダンなラグも面白い(この2人はクラシック音楽の世界でのラグタイム復興運動の担い手だった)。
ボルコムのラグは今やすっかり普通のレパートリーとして定着したようだが、オルブライトはそれほどでもなさそうだ。が、まことに魅力的なものであり、もっと弾かれてもよいと思う(たとえば:https://www.youtube.com/watch?v=8vYr6uDCSYE)。また、2人のラグ以外の(適度にモダンな)ピアノ曲も実に面白い。