実は上のリストには直近の人物の名を含めていない。2013-2014年度の講義担当者はそれまでの人たちとは些か畑が異なっており、まことに興味深い人選なので別にあげる次第。その人物とはジャズ・ピアニストのハービー・ハンコック(1940-)である。もちろん、この偉大なミュージシャンが選ばれたのは当然のことだと思う。それどころかむしろ「遅すぎた」と言うべきかもしれない。ジャズが米国のみならず世界の音楽文化の中で成し遂げてきたことを考えれば、もっと早くにジャズ(や、その他の音楽)関係の人が呼ばれてしかるべきだったろう。さて、次にここに呼ばれるのは誰だろう?
(今日、この話題を取り上げたのは、その前にたまたまハービーのアルバム『テイキン・オフ』を聴いていて、ふと頭に浮かんだからである)