2020年5月6日水曜日

音の日記

 日々の出来事や想いを書き記すのが「日記」だが、それは別に「言葉」以外のものでもできることだろう。音符を書き記すもよし、絵を描くもよし。とにかく、何らかの表現媒体を用いてその日の「何か」を記せれば、それは「日記」たり得るはずだ(夏休みの宿題でお馴染みの「絵日記」では絵と言葉がセットになっているが、「絵の日記」では言葉は不要である)。
 自分でそのうちやってみたいと思っているのが「音の日記」だ(今は翻訳の校正でそれどころではない(涙))。「音楽」というほどまとまったかたちではなく、ちょっとした音の連なりを日々、五線紙に書き留めていく。一定期間それを続け、後から読み返してみたら面白かろう。メールで人とやりとりをすれば、「音の交換日記」というのもできるだろう。お互いに自分が書いた「音の日記」に相手が「音のコメント」をつけてかえすという過程を繰り返すと、さらに面白いのではなかろうか。