2021年1月6日水曜日

20世紀前半への興味

  20世紀後半以降にも好きな作品、深い感銘を受けた作品はあれこれあり、そうしたものの「語法」に関心はあるものの、私がむしろさらに深い興味を覚えるのは20世紀前半だ。まだ「現代音楽」の「観念の暴走」が始まる前のこの時期になされたあれこれの試行錯誤には、今なお顧みるべきものがあると思われる(ケクランの作品や理論書もその1つだ)。もちろん、それと全く同じことを今やっても意味はなかろうが、何かしらヒントはあるはずだ。